【新人保育士】必見!「ホウレンソウ・メモ・時間管理」と失敗を成長に変えるコツ

はじめまして、または、いつもブログを読んでくださりありがとうございます!
012歳園の元園長「わら先生」です。(このブログ『保育にわらいを! わら先生の保育士応援ブログ』を運営しています!)
さて、新人保育士の皆さん、新しい環境には少し慣れてきましたか?
期待と同時に、覚えることの多さや初めての経験に、戸惑いや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「報連相(ホウレンソウ)って言われるけど、いつ何を報告すればいいの?」
「先輩の指示を一度で覚えられない…メモが追いつかない!」
「毎日時間に追われて、休憩もままならない…」
「もし大きな失敗をしてしまったらどうしよう…」
そんな風に悩んでしまう気持ち、本当によく分かります。
私も新人時代は、毎日が必死で、たくさん失敗もしました(笑)。
でも、大丈夫!
園長の経験をしてきた私が、 保育士の仕事の基本的なスキルと、誰でも経験する失敗を前向きに乗り越えるための考え方をお知らせしていきます。
この記事では、
- 保育現場で超重要!「ホウレンソウ(報連相)」のキホン
- デキる保育士はやってる!「メモ活用術」
- 「時間がない!」を解消する「時間管理術」の第一歩
- 失敗は成長の糧!落ち込みすぎないための「マインドセット」
- 【補足】初めての担任業務で押さえるべきこと
について、具体的にお伝えしていきます。
この記事を読めば、保育士として働く上での土台となる基本が分かり、少し自信を持って仕事に向き合えるようになるはずです。肩の力を抜いて、一緒に学んでいきましょう!
なぜ大切?保育現場の「ホウレンソウ(報連相)」徹底解説

社会人の基本とも言われる「報連相」。
保育現場では、これが特に重要になります。
ホウレンソウとは?
まずはおさらい。
- 報告: 指示された業務の進捗や結果、起こった出来事を伝えること。
- 連絡: 関係者に必要な情報を知らせること。(事実や決定事項など)
- 相談: 判断に迷うことや困っていることについて、意見やアドバイスを求めること。
保育現場でホウレンソウが特に重要な理由
- 子どもの安全を守るため: ヒヤリとしたこと、子どもの小さな体調変化など、些細な情報共有が事故防止に繋がります。
- チームワークのため: 保育は一人ではできません。職員間で情報を共有し、同じ方向を向いて保育を進めるために不可欠です。
- 保護者との信頼関係のため: 保護者からの伝言や子どもの様子など、正確な情報伝達が信頼の基盤となります。
【報告】のタイミングとコツ
- タイミング: 指示された業務が終わった時、状況に変化があった時、事故やトラブルが発生した時など。「悪い報告ほど早く」が鉄則!
- 誰に: 指示を出した先輩やリーダー、主任など、伝えるべき相手に。
- 何を: 結論から先に、簡潔に、事実を正確に伝える。
- 例: 「〇〇ちゃんの鼻水が増えてきました」「〇〇くんが転んで膝を擦りむきました。絆創膏を貼っています」「保護者の△△様から、□□について伝言がありました」
【連絡】のポイント
- 確実に伝える: 口頭だけでなく、連絡ノートやホワイトボードなども活用し、確実に伝わるように工夫する。
- 記録に残す: 重要な連絡事項は、後で確認できるよう記録しておくと安心です。
- 例: 「明日の行事の集合時間が変更になりました」「〇〇組で感染症の疑いがあります」
【相談】を恐れないで!上手な相談の仕方
新人のうちは、判断に迷うことばかりで当然です。「こんなこと聞いていいのかな…」とためらわずに、積極的に相談しましょう!
- タイミング: 先輩が忙しくない時間を見計らう。「今、少しよろしいでしょうか?」と声をかける。
- 要点をまとめて: 何に困っているのか、どうしたいのかを簡潔に伝える。いまから何の話をするかをはじめに伝えるとコミュニケーションがスムーズです。「食事の介助について相談したいのですが……よろしいでしょうか?」など
- 自分の考えも添える: 「私は〇〇と考えたのですが、いかがでしょうか?」と添えると、主体性が伝わります。
- 例: 「〇〇ちゃんのこの行動にどう対応したら良いか迷っています」「保護者の方に△△と聞かれたのですが、どうお答えするのが適切でしょうか」
報連相は、あなた自身を守るためにも必要なスキルです。 積極的に活用していきましょう!
「メモ魔」になろう!新人保育士のためのメモ活用術

「一度聞いただけじゃ覚えられない…」そんなあなたは、ぜひ「メモ魔」になりましょう!
なぜメモが重要なのか?
- 記憶違いを防ぐ: 人間の記憶は曖昧です。メモは確実な記録になります。
- 指示を確実に実行できる: 聞き漏らしや勘違いを防ぎ、仕事を正確に進められます。
- 振り返りができる: 後でメモを見返すことで、学びを深めたり、次に活かしたりできます。
- 安心感につながる: 「メモしてあるから大丈夫」という安心感が、心の余裕を生みます。
いつ、何をメモする?
- 先輩からの指示、アドバイス
- 研修や会議の内容
- 子どもの気になる様子、発言、成長の記録
- 保護者からの伝言、相談内容
- 自分が「?」と思ったこと、後で調べたいこと
- 仕事のアイデア、気づき
ポイントは、「忘れる前に書く!」です。
メモ帳の選び方と使い方
- ポケットに入るサイズ: いつでもすぐに取り出せるように。エプロンのポケットに入るものが便利。
- ペンとセットで: すぐに書けるように、ペンも常に携帯しましょう。
- 日付を記入: いつメモした情報か分かるようにしておくと、後で見返した時に役立ちます。
- 見返す習慣をつける: メモは取るだけでは意味がありません。1日の終わりや空き時間に見返し、頭の中を整理しましょう。
メモを「自分のマニュアル」に育てる方法
- 整理する: メモ帳がいっぱいになったら、内容をノートやファイルにまとめ直す。(テーマ別、時系列など)
- 追記する: 後で分かったことや、関連情報などを追記していく。
- 分類する: 色分けしたり、インデックスをつけたりして、後で探しやすいように工夫する。
最初は大変かもしれませんが、メモを取る習慣は必ずあなたの助けになります。
時間がない!は思い込み?新人保育士の時間管理術キホン

「やることが多すぎて、時間が足りない!」と感じることはありませんか? 保育士の仕事は多岐にわたるので、時間管理は重要なスキルです。
保育士の仕事は時間との戦い?
子どもたちの保育はもちろん、書類作成、製作準備、行事準備、掃除、保護者対応、研修…本当にやることがたくさんありますよね。
でも、工夫次第で時間は作れます!
まずは1日の流れを把握しよう
出勤してから退勤するまで、自分がどのような業務にどれくらい時間を使っているか、一度書き出してみましょう。
無駄な時間や、もっと効率化できる部分が見えてくるかもしれません。
優先順位のつけ方
全ての仕事を完璧にこなそうとするとパンクしてしまいます。
- 緊急度と重要度で判断: 「今すぐやるべきこと」「今日中にやるべきこと」「今週中にやればいいこと」などを区別します。
- 子どもの安全が最優先: 何よりもまず、子どもたちの安全に関わることを優先しましょう。
- 先輩に相談: どれを優先すべきか迷ったら、先輩に相談するのも有効です。
スキマ時間の活用術
子どもがお昼寝している時間、少し早く出勤した時間、休憩時間の一部など、「スキマ時間」を有効活用しましょう。
- 5分でできることリストを作る: 連絡帳のチェック、簡単な製作準備、明日の準備の確認など。
- 集中して取り組む: 短い時間でも集中すれば、意外と作業は進みます。
「完璧」を目指さない勇気、頼ることも時間管理のうち
- 8割できればOKと考える: 完璧を求めすぎると、時間がいくらあっても足りません。
- 人に頼る: 自分一人で抱え込まず、手が空いている同僚や先輩に協力をお願いすることも大切です。それも立派な時間管理術です。
- 先輩の時間の使い方を観察する: 仕事が早い先輩が、どのように時間を使っているか観察してみるのも勉強になります。
時間管理は、少しずつ意識していくことで上達します。焦らず取り組んでいきましょう。
失敗は成長のチャンス!落ち込みすぎないための考え方

新人時代、失敗はつきものです。大切なのは、失敗した後にどう向き合うかです。
新人時代の失敗は当たり前!「やってしまった…」体験談
誰だって最初は失敗します。私も、子どもの名前を呼び間違えたり、保護者への伝達事項を忘れたり、書類の提出が遅れたり…数えきれないほどの失敗をしてきました(苦笑)。
大切なのは、失敗を恐れすぎないことです。
失敗から学ぶための3ステップ
- 事実確認: 何が起こったのか、客観的に事実を確認する。
- 原因分析: なぜその失敗が起こったのか、原因を考える。(自分の不注意?知識不足?連携不足?)
- 対策立案: 同じ失敗を繰り返さないために、どうすれば良いか具体的な対策を考える。
そして、必ず先輩や上司に報告・相談しましょう。 隠すのが一番良くありません。
落ち込んだ時の気持ちの切り替え方
失敗すれば落ち込むのは当然です。でも、引きずりすぎないための工夫も大切。
- 信頼できる人に話す: 同期、先輩、友人、家族など、話を聞いてもらうだけでも楽になります。
- 好きなことでリフレッシュ: 美味しいものを食べる、音楽を聴く、運動するなど、気分転換をしましょう。
- しっかり寝る!: 睡眠不足はネガティブ思考を増長させます。
- このブログを読む!(笑): 同じように悩んでいる仲間がいることを思い出してくださいね。
「失敗=ダメ」ではない!次に活かせばOKというマインドセット
失敗は、あなたが成長するために必要な経験です。
「次はこうしよう」と前向きに捉えられれば、それはもう失敗ではなく、学びに変わります。
周りの先輩たちも、たくさんの失敗を乗り越えて今があります。
自分を責めすぎず、「次は頑張ろう!」と切り替える強さも身につけていきましょう。
【補足】初めての担任業務、これだけは押さえておこう

もしあなたが、新人ながらにクラス担任を任されているなら、不安も大きいですよね。いくつか心構えをお伝えします。
- まずは子どもと信頼関係を築くこと: 焦らず、一人ひとりの子どもと丁寧に関わることを最優先に。笑顔で接し、名前をたくさん呼んであげましょう。
- 年間・月間・週案・日案の流れを把握する: 見通しを持つことで、計画的に保育を進められます。分からなければ先輩に聞きましょう。
- 書類業務は溜めない: こまめに進める習慣をつけましょう。
- 保護者とのコミュニケーションを大切に: 毎日の送迎時の短い会話でも、子どもの様子を伝えたり、保護者の話を聞いたりすることを意識しましょう。
- 先輩担任に遠慮なく相談する: クラス運営の悩み、書類の書き方など、経験豊富な先輩は頼りになる存在です。
- 最初から完璧なクラス運営は目指さない: あなたらしいクラスを、子どもたちと一緒に少しずつ創り上げていけば大丈夫です。
担任業務は責任も大きいですが、その分やりがいもひとしおです。周りの力を借りながら、楽しむ気持ちも忘れずに!
まとめ:基本を味方に、自信を持って「保育にわらいを!」

今回は、新人保育士さんが知っておきたい仕事の基本「ホウレンソウ」「メモ」「時間管理」、そして「失敗との向き合い方」についてお伝えしました。
これらの基本スキルは、あなたの保育士としての土台となり、自信を持って仕事に取り組むための大きな助けになります。
最初から全てを完璧にこなす必要はありません。焦らず、一つひとつ、できることから意識して身につけていきましょう。
そして、一番大切なのは「一人で抱え込まないこと」。
困ったとき、悩んだとき、辛いときは、遠慮なく周りの先輩や同僚を頼ってください。そして、このブログ『保育にわらいを! わら先生の保育士応援ブログ』も、あなたの心の拠り所の一つになれたら嬉しいです。
基本的なスキルが身につき、心に少し余裕が生まれると、子どもたちと向き合う時間も、あなた自身の気持ちも、もっと豊かになります。それが、きっと「保育にわらいを!」増やすことに繋がっていくはずです。
あなたは一人じゃありません。一緒に学び、成長していきましょう!
この記事を読んで、「私もこんなことで悩んでる!」「こんな失敗しちゃった…」「こんな工夫してるよ!」など、あなたの経験や感想、質問などを、ぜひ下のコメント欄で教えてくださいね。 皆さんの声が、私や他の読者さんの励みになります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!